催眠療法 体験談

催眠療法は広く知られた医療行為

催眠療法と聞くと、何も知らない人は「催眠術?」と怪しいイメージを抱いてしまうことでしょう。
確かに催眠術は詐欺師が利用していると言ったこともあり、そう思ってしまうのも仕方がないと言えます。
(良い催眠術師ももちろんいます。)

 

しかし、催眠療法と催眠術は全くの別物です。
催眠療法は悩みやトラウマの除去、能力の向上などが目的ですが、催眠術は見る人を楽しませるパフォーマンス的な要素が強いです。
さらに、どちらも暗示をかけると言うのは共通していますが、催眠療法は効果が持続し、催眠術はすぐ解けてしまいます。

 

この目的の違いを理解せず、催眠療法をただ怪しいものとして決め付けてしまうのはいけません。
また、催眠術ではターゲットに対して暗示を拒否できないような強い催眠状態を作り出すことがありますが、催眠療法ではそういったことはなく、拒否したい暗示は拒否できるよう、ターゲットの意思を尊重するものです。
決して怖いものではないことを理解しておきましょう。

 

日本ではまだまだ知名度は低いですが、海外では医療行為として広く認知されており、一般的なものとなっています。
特にアメリカは催眠療法先進国と言われているほどで、その技術は日本などと比べて数十年以上先を行っていると評されています。
日本にいる催眠療法士の多くがアメリカへ渡り、現地で学び、現地の資格を取得して帰ってくるのはそのためです。
なので、もし受けてみたいと思っているなら、アメリカの催眠療法の資格を取得しているセラピストからが信用できるでしょう。
間違っても資格のない自称催眠療法士から受けてはいけませんよ。
マンガの「秘密の催眠療法」のような悪質なセラピストに騙されないようにご注意を。

 

当サイトでは、以下に催眠療法を受けた方の体験談を掲載しています。
申し訳ありませんが一部管理人の妄想も含まれていることをご了承下さい。

極度のあがり症を克服した女性の体験談

人前で字を書くこと。
こんな日常的なことなのにこれほど私が緊張してしまうものはなく、日々辛い思いをしていました。
実際にそういった場面になると心臓が凄まじい速さで脈を打ち始めるのがわかるほどです。
役所などに行くと必ず字を書きますよね。
場所柄もあって、その緊張感はすさまじいものがありました。
頭の中が真っ白になり全身が振るえ、思わずその場から逃げ出してしまうこともあるほど。
はっきり言って、周りから見れば異常です。
見ず知らずの人に大丈夫かと心配され声をかけられることもありました。
ですが、私にとってはそういった気遣いすら苦痛に思え、後から悪いことをしたと自己嫌悪に陥っていました。

 

そして、私もとうとう結婚。
披露宴の計画を進めていると、やはり字を書くことが多く、その度旦那に心配をかけてしまいます。
これはどうにかせねばならないと思い、緊張を和らげる方法などの本を読んでみたり、心理カウンセラーを訪ねてみたりもしました。
が、どれもこれと言った効果はなく、やはりこの体質を受け入れて生きていくしかないのかと諦めかけていました。

 

そんな時にネットで調べ物をしている最中、催眠療法と言うのがあるのを知って興味を持ちました。
元々催眠というものに興味があった私は、旦那に話した上で受けてみることに。
色々なサイトを見て回って、良さそうなセラピストのいるところへ。

 

当日は旦那に同席してもらいました。
さすがに1人で受けるのは少し不安だったのと、旦那も怪しくないのか?と疑心的だったようです。
そんな私たちに、セラピストさんは丁寧に催眠療法について説明をしてくれて、とても好印象でした。

 

そして催眠療法の開始です。
少し緊張していましたが、セラピストさんの技術が優れているのか、数分のうちに心地よい感覚が全身に広がっていきます。
その状態でいわゆる暗示?をかけられ、1回目が終了。
ちなみに催眠療法は診療のことをセッションと言うようです。
2回目も同様で、ゆっくり暗示をかけてもらいました。

 

すると、その頃から妙に緊張しづらくなった自分に気がつきました。
少し緊張してしまっても、自分を客観的に見ることができ、セッション中の心地よさを思い出すことで落ち着いてきます。
そんなことを繰り返すうちに、以前のように震えだしてしまうほど緊張することはなくなりました。
もちろん、披露宴も楽しく笑顔で終えることができました。

 

もうずっとこの体質で一生を終えるのかと諦めかけたところでたまたま知ることができた催眠療法。
こんな素晴らしい技術があることを、たくさんの人に知ってほしいです。
ちなみに、緊張しなくなった他に変わったことはないのかと催眠療法を受けたことを知っている友人に聞かれますが、何もありません。
恐らく宗教的なことを心配しているんだと思いますけど、本当に悩みを解消してもらっただけでそれ以降はセラピストさんと何も関係はありませんし、何か買わされるとかもないです。
そうじゃなければ、たくさんの人に知ってほしいなんて思いませんからね(笑)

高所恐怖症を克服した男性の体験談

小さい頃から高所恐怖症で、ほんの数メートルの高さでも足が震えるほどでした。
ジェットコースターに乗れば失神しますし、ベランダから外を見るのも腰が抜け、プールの飛び込みすら無理。
そのため友達と遊びに行くにしても外遊びは私のせいで場の空気が悪くなったりして、辛い記憶のほうが多いくらいです。

 

どうにか克服できないものかと色んなことを調べました。
高所恐怖症の原因を調べることから始めて、その対処をすればと思ったのですが、名前の通り原因は恐怖感から来るものであり、そう簡単には克服できなそうだと逆に絶望しそうになっていました。
とりあえず、メンタルの問題なので、メンタルクリニックに相談してみることに。
すると紹介されたのが、催眠療法です。
どういうものなのかと聞いてみると、簡単に言えば催眠と暗示をかけて、悩みを取り除くことだとか。
催眠と聞いただけで不安感はありましたが、藁にも縋る気持ちだったため、紹介されたクリニックを訪ねてみました。

 

先生は思っていたより若く、30代前半くらいだったでしょうか。
男性です。
高所恐怖症に苦しんでいることを伝えると、診療が始まります。
1時間もしないくらいの時間だったでしょうか。
2時間の予約だったので、カウンセリングを含めてちょうど終わりました。

 

終わってみるとどういうわけか、高いところを想像しただけでゾッっとしていたのがなくなっています。
自宅に戻りベランダから外を見ても、全く怖くありません。
ほんの2時間で別人になったかのような感覚の方が、むしろ怖かったのを覚えています。

 

それからは行くのを想像しただけで気が狂いそうだった東京タワーへ行ったり、最近はスカイツリーにも行けました。
透けている床の上に立つとさすがに少しの恐怖感がありましたが、以前の自分なら間違いなく失神していたであろう場所に立てたことで自信が持てました。
それ以来、人生が少し明るくなったように思います。

 

先生に聞いてみたところ、命の危険がありうる場所で恐怖を感じるのはおかしなことではなく、高所恐怖症とは別物とのこと。
なので東京タワーで感じたものは、全く関係がないようです。
完全に高所恐怖症を克服できたと確信しました。

 

今ではむしろどれだけ高いところへ行けるのか挑戦したいくらいの気持ちです。
いつかはスカイダイビングにとすら思っていますが、これはさすがにパラシュートが開かなかったら…と想像してしまって不安がありますね。

女性恐怖症を克服した男性の体験談

思春期の頃、具体的には中学2年生の時、クラスメイトの女子から外見を理由にいじめを受けていたことがトラウマで、女性恐怖症となってしまっていました。
高校入学を機に、同じ中学の同級生がいなかったこともあり、髪型を変えまゆげも整え、外見のイメチェンをしたことが功を奏し、いじめを受けることはなく、楽しい高校生活を送れました。
そう、恋愛面以外では…。

 

イメチェンしたとは言え、元々の顔が良いわけではない私は、大して女子から相手にされることもなく毎日を過ごしていました。
そんな私でも気になり、好きになる相手くらいはできます。
それほど目立つタイプではなかったものの、綺麗な顔をしておしとやかな人でした。
思い切って声をかけ、連絡先の交換をしたい。
そう思ってタイミングをはかるも、今だ!と言う時に中学の頃のことが頭に浮かび、踏み込めませんでした。
そんなことを繰り返し、高校3年間は恋愛とは縁なし。
仲の良い友人以外からも、実はホモなのでは?なんて冗談めいて言われることもあったくらいです。

 

大学生になり、こんなんじゃ一生恋愛なんてできないと思った私は、どうにかトラウマを消し去りたいと色々とネットで情報収集。
特に気になったのが催眠療法でした。
うさんくさいなと思いながらも、そういった方法から試していくのも悪くないと自分に言い聞かせ、近所のクリニックへ。
中学から高校までのことを包み隠さず打ち明けると、先生は「女性恐怖症の一種ですね。」と一言。
怖いと言う感情は持っていないと思っていたので、この言葉には少なからずショックを受けました。
でも、「大丈夫。3〜4回の来院で克服させてみせますよ。」の言葉に、嬉しさと同時に頼もしさを感じました。

 

その日のうちに1度目の催眠療法を受診。
具体的に何をされたかと言うのはぼんやりとしか思い出せないのですが、先生の問いかけに対して答えているだけで、何だか中学時代の出来事が他人事のように感じられるようになったのは覚えています。
1週間後には2度目の受診を終え、すると不思議なことに、大学の女子と今までにないくらい自然に会話ができていることに気がつきました。
今までまともに経験したことのない異性との会話は緊張していましたが、それでも特に問題はなかったですね。
3度目の受診を終える頃には、既に大学の女子と連絡先を交換しメールし合う仲になっていました。
と言ってもただの友人関係で、恋愛とは程遠いものでしたが。
それでも自分には大きな進歩です。

 

もう大丈夫だと思い、4度目の催眠療法は受けず、先生との世間話と感謝を伝えることで終了。
そのうち好きな女子ができればいいなと、気楽に構えています。
幸い高校時代から一気に身長が伸びたのもあって、ちょっぴりだけですがモテるようになったのでそう遠くないうちに…と思っています。

 

自分が通ったクリニックは相場に比べるとかなり格安で、1回につき5000円。
聞くとどうやら先生もまだ駆け出しだったようで、経験を積むために格安料金を設定しているとのこと。
自分はラッキーだったようです。
出会うべくして出会った催眠療法は、素晴らしい技術だと思います。
自分のように悩んでいる人がいたら、迷わず受診を勧めます。